2021.08.18
美点凝視 と 素心
桂花拉麺株式会社では人材育成の一環で毎月「木鶏会」という勉強会を開催しています。
人間力の向上と社風の向上による会社の一体感を高めるために始め、3年目になりました。
一番の目的は、良い心の習慣を身につけること。
良い心の習慣とは
①美点凝視(びてんぎょうし)
相手の短所や欠点に目を向けるのではなく、長所や徳性に意識的に目を向けること。
②素心(そしん)
素直な心で取り組むこと。心をひらく。相手を受け入れる。
最近は特にコロナ禍もありますが、世の中には批判や評論が溢れていて、マイナス感情を増幅させる情報が多く、心が疲弊していく環境になってしまっているように感じます。
流されては自分たちがつらくなるだけなので、少しでも自分たちにできることで、関わる方へ良い影響を与えられるようになりたくて取り組んでいます。
過去と他人は変えられない、自分と未来は変えられる。
まずは自分の心に良い習慣を身につける行動をすることで、少しづつでも良い方向へ動いていきたいです。
「致知」という雑誌の記事を読み、美点凝視と素心で、感想を書き発表します。
発表を聞いた人は美点凝視(褒める・認める・共感する)で発表の感想を伝えます。
その後のフリートークでお互いの理解も深まります。
集まっての勉強会は、東京・熊本それぞれで行いますが、コロナ禍LINEで木鶏会を始めエリアを超えた交流も始めることが出来ました。
大好きな稲盛さんの特集は、特に良かったです。
「仕事の成果」=「考え方」×「やる気」×「能力」プラスの考え方が大事
は、20年来指針の一つです。
最近の解釈としては、仕事に限らず家庭も同じです。
致知を読み木鶏会を続けることで身につく能力が5つあります。
①本を読む力。読解力
②文章を書く力。伝たいことを文章でまとめる力。
③スピーチする力。人前で意見を言う力。
④人の話を聴く力。傾聴力。
⑤人の長所を見つける力。感想文から長所を見つけ、言葉で伝えます。仲間の素晴らしさに気づき、お互いに認め合い尊重しあう関係を築くことができます。
ここまでできるようになると、人間関係で悩むことも減りますし、人の役に立つことが嬉しく感じられるようになる、実際役にたっていることも実感できるようになってくると思います。
仕事を通して役に立っている実感がもてると、やりがいを感じることができます。
他にもいろいろ一緒にやってますが、一所懸命取り組んでいる人ほど変化・成長が見えます。
仕事もプライベートも関わる人と良い感じに生きていきたいので、
今後もコツコツ続けていきます。
感謝
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