桂花ラーメンブログ

「マー油」=「焦がしニンニク油」の勘違い⁉

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いつもありがとうございます。

先週、テレビで熊本ラーメンを取り上げていただきありがとうございました。
「マー油」=「焦がしニンニク油」と勘違いされたまま放映されてましたから
正確なことも伝えておくほうが良いかと思い書いておきます。

豚骨ラーメンが熊本に伝わって、焦がしニンニクをラーメンに入れるようになりました。(こむらさきさん)
約1年後、桂花が開店、揚げたニンニクと油をラーメンに入れるようになりました。
当初は「マー油」という言葉はありませんでした。
その後、ニンニクと数種類の香味野菜もブレントし揚げた油に進化
ラーメンに入れると魔法のように美味しくなる油として
「魔法の油」から「魔油」
「魔油」は文字が怪しく見えるため「マー油」と桂花2代目旅井瑞代が名付けました。
桂花のマー油は、ニンニクも大量に使いますが、香ばしさ・旨味の抽出を大事に
ニンニク臭さは極力出さないように仕上げます。

焦がしニンニク油は、マー油の前段階でありニンニクの風味がほんのり効いた美味しさで
マー油は、各種香味野菜の香ばしさ・旨味が複雑に絡み合った旨さが出ています。
熊本ラーメンはニンニクがガツンと効いたイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、
実はそんなにニンニク臭くなく
シンプルな豚骨塩味に複雑な旨さを与え、3回食べるとやみつきになるのがマー油の役目です。
ガツンとしたニンニクをお求めのお客様には生にんにく・揚げニンニクを準備している店舗もございます。


焦がしニンニク油とマー油の違い
どちらが美味しいかは人の好みです。
是非食べ比べていただけますと、
ますます熊本ラーメンの美味しさに気づいていただけることでしょう。

感謝

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マー油という言葉を広めていただいたのは、ありがたい限りです。
桂花のオリジナル香味油という認識で
味千拉麺さんは50年前から「千味油」という名前でオリジナルのネーミング
ニンニクとラードを使うのは共通ですが、香味野菜・ラードの種類、揚げ温度や手順等
全てが違い、
グループになったことで、それぞれのオリジナル香味油という認識が深まりました。

マー油の「マ」は魔法の「マ」

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